京都市下京区市之町よりお越しのお客様からiPhoneXsMAXの修理依頼を頂きました!
iPhoneXsMAXは2018年に登場したハイエンドモデルで6.5インチの大画面と有機ELディスプレイ、デュアルカメラを搭載した人気機種です。
性能はなお十分でサブ機や日常用として愛用されている方も多いモデルです。
そんなiPhoneXsMAXですが水没トラブルの修理依頼は今でも非常に多く寄せられています。
防水性能を備えているはずなのに、なぜ水没してしまうのか。
修理は可能なのか。
そして修理後も長く使えるのか
この記事では、そうした疑問を解消しつつ水没修理の実態について詳しくご紹介していきます。
iPhoneXsMAXの防水性能について
まず知っておきたいのはiPhoneXsMAXが「IP68等級」の防水・防塵性能を備えているという点です。
これは「最大水深2メートルで30分間の耐久テストをクリア」しているというもの。
しかしこれはあくまで新品かつ試験条件下での数値です。
実際の使用環境では以下のような要因で耐水性能が低下します。
・長時間の使用による耐水シールの劣化
・落下や衝撃でフレームが歪み、隙間が生じる。
・修理歴がある端末でシールが貼り直されてない。
・高温・高湿度環境での使用。
つまり発売から数年経過したiPhoneXsMAXでは防水性能を過信するのは非常に危険です。
水没で起こる症状
iPhoneが水没すると様々な不具合が発生します。
典型的な症状は
・画面が真っ暗になり電源が入らない。
・画面表示に縦線やシミが出る。
・タッチ操作が効かない。
・スピーカーから音が出ない。
・バイブが振動し続ける。
・充電が出来ない。
・カメラが曇る、真っ暗になる。
これらは水分が基板やパーツに侵入しショートや腐食が起きることで発生します。
特に基板のダメージは新鉱区で放置すると症状が悪化し復旧が難しくなる事もあります。
水没時にやってはいけない事
水没した時、多くの人が慌ててしまいます。
しかし誤った対処をすると復旧率が大幅に下がってしまいます。
絶対に避けたい行動は以下の通りです。
・電源を入れる。
・充電ケーブルを挿す。
・ドライヤーで熱風を当てる。
・端末を振って水を出そうとする。
これらは内部でショートを起こす原因となり基盤を破損させてしまいます。
水没時はすぐに電源を切り出来るだけ早く修理店に持ちこむ事が最善です。
【スマホを水没させてしまった場合の対処方法をステップで解説!】
修理事例【下京区市之町より】
京都市下京区市之町よりお越しのお客様からiPhoneXsMAXの修理依頼を頂きました!
通話中に雨に打たれ、その後から音声が出なくなった端末。
内部を点検するとスピーカーや基板に水分が残っており軽度の腐食あり。
早期対応だったため基板洗浄とスピーカーのパーツ交換で改善されました。
↑ 水没シールが赤く変色しております。
データ復旧も可能!
「水没で大事なのは端末よりデータ」という方も多いでしょう。
当店では基盤修理やデータ復旧にも対応しており電源が入らなくてもデータを救出出来る場合があります。
思い出の写真や大切な仕事のファイルを守るためにも早めに修理依頼を頂くのが安心です。
水没を防ぐ為に出来る事
水没修理は復旧できる可能性が高いものの完全に元通りになる保証はありません。
そのため日常的に防止策を取ることが大切です。
・防水ケースを利用する。
・雨の日や水回りでは使わない。
・お風呂やサウナでは絶対に使用しない。
・定期的にガラスコーティング施工を行い耐久性を高める。
特にガラスコーティングは画面強度を上げるだけではなく撥水効果も期待できるため軽度の水滴程度なら弾いてくれます。
まとめ
iPhoneXsMAXは高性能で今でも十分使える機種ですが水没リスクは非常に高くなっています。
水没すると画面や基盤、スピーカーなどに深刻なダメージが及ぶ可能性がありますが当店なら基板洗浄やパーツ交換で復旧できるケースも多いです。
「水に落としけど大丈夫だろう」と放置するのはキケン。
万が一水没してしまったら、すぐに電源を切り、当店までお持ちください。
データそのままで修理や復旧を目指し、お客様の大切なiPhoneを全力でサポートいたします。