京都市中京区御射山町 より、iPhone12充電不良の修理のご依頼!
京都市中京区御射山町 より、iPhone12充電不良の修理のご依頼!
先日、iPhone12の充電が出来ないという事で修理のご依頼を頂きました。
確かに、充電器を挿しても反応がなく、充電がされない状態でした。
もし、充電の反応はあるが充電が溜まらないという症状であれば、バッテリーが原因である可能性が高いのですが、今回は充電の反応もなかったのでドックコネクター(充電部分)の故障であることがほとんど確定しました。
また、マイクが音を拾わないという症状もあるようでした。ドックコネクターというパーツは、実はiPhone下部のマイクも司る大きな部品なんです。そのため、この時点でドックコネクターの故障であると確信しました。
ドックコネクターを交換した所、元通り充電も出来るようになり、マイクも音を拾うようになりました!!
お時間約40分程で修理させて頂きました。
という事で今回の記事では、ドックコネクターが故障する原因と、ドックコネクターが故障した際に使用不可になる機能について解説します!
ドックコネクターが故障する主な原因とは
ドックコネクターは、
このようにiPhoneの下部に取り付けられています。
iPhoneの中でも大きめな部品ですは、非常に薄いため、断線などで故障することが多いと言えます。
例えば、ドックコネクターはiPhoneの背面に接するように取り付けられておりますので、背面割れと同時に衝撃に耐えきれずに破れてしまい故障してしまうケースがあります。ドックコネクタが故障しているiPhoneの背面下部が割れているというのは珍しいことではありません。
あるいは、背面下部の小さな割れから水が入り、ドックコネクターを水没させてしまうというケースもあります。ドックコネクターは、水に濡れるとかなり簡単に故障する印象があります。背面に割れがある方は、お気を付けください。
単純に経年劣化で故障するケースもあります。充電の差込口は、iPhoneの中で最も人間の力が加わる箇所ですから、何千回にもわたる抜き差しを経験すれば、どうしてもすり減ってしまいます。5年程使用したiphoneでは、差込口がゆるくなってしまっている場合が多いです。次第にしっかりと奥まではまらなくなり、最後には充電が出来なくなってしまいます。
また、もっとも多いのが、風呂に持って行った後や水場での使用後に、下の写真のような警告が出たことがある方は多いのではないでしょうか。
(引用:https://support.apple.com/ja-jp/102643)
これが出た際は、絶対に充電器を挿してはいけません。
充電器を挿しても充電がされないわけではありませんが、それが怖い所です。充電が出来てしまうので、この通知を無視して充電を続ける方が多くいらっしゃいます。その結果、ドックコネクターが故障し、充電不可やリンゴループに陥ってしまったお客様も何人も見てきました。
もしこの通知が出た際は、電源を落とし、乾燥した場所で放置しましょう。しばらくして確認し、通知が消えていれば充電して構いませんが、再度出現した場合は引き続き乾燥させてください。この時、ドライヤーなどの熱を使って乾燥させるのはやめてください。
熱はiPhoneにとって敵ですから、他のところが故障する可能性があります。
風を送るなどは構いませんので、乾くように工夫をお願い致します。
稀に、液体検出の警告が消えなくなってしまうという故障もあります。消えない場合は、一度修理店までお持ちくださいませ。ドックコネクターの交換で修理することが可能です。
その他今回挙げさせていただいたドックコネクターの故障も、ドックコネクターの交換で全て直すことが可能です。お時間40分~一時間ほどで元通りになります!
ドックコネクターが故障すると使えなくなる機能とは
先述した通り、ドックコネクターには様々な機能を司るパーツが組み込まれています。
マイクもその一つです。今回のお客様のようにドックコネクターの故障によりマイクが使用不可になってしまう事があります。と言っても、iPhoneにはカメラの横にもマイクがあるので、気付かないことが多いですが、電話の時に下部のマイクを使用するので自分の声が相手に届かないといった事が起こってしまいます。
また、モバイルネットワークのアンテナ線が組み込まれているモデルがあります。その機種ではドックコネクターが故障すると、電波が入りにくくなったり、通信が遅くなってしまったりします。
バイブレーション機能であるHaptic Engineというパーツがドックコネクターを介して基盤と接続されている機種では、バイブレーションが一切反応しなくなってしまいますので、使用に影響が出るかもしれません。
最後に、もちろん充電が出来なくなるというのはもちろんですが、有線接続系の作業が一切不可能になってしまいます。たとえばiTunesと同期するためにPCと接続しても、PCがiPhoneを認識してくれないでしょう。また、車と有線接続してCarPlayをご利用になられている方は、使えなくなってしまいます。もちろんiPhone6s以前のiPhoneではイヤホンジャックもドックコネクターの一部ですから、有線イヤホンは使い物にならなくなってしまうでしょう。
このように、ドックコネクターは充電だけでなく、様々な機能を司る非常に重要な部品です。故障で使えなくなる機能が非常に多いですから、背面割れや画面割れ等、水没の可能性は早めに潰しておきましょう。
もしドックコネクターが故障してしまっても、スマートクールイオンモール京都店なら即日で修理が可能です!!
失われた機能も即日で取り戻すことができますよ!!