Xperia 1 VIのAndroid 16アップデート後に何が起きているのか?
ソニーのフラッグシップモデルとして高い評価を受けてきた「Xperia 1 VI」ですが、Android 16へのアップデート後から、さまざまな不具合が発生しているという報告が相次いでいます。
X(旧Twitter)を中心に、発熱の増加やバッテリー消耗の悪化、動作の重さ、アプリ不具合など、多岐にわたるトラブルが投稿されており、日常利用に支障をきたしているユーザーも少なくありません。
本記事では、Xperia 1 VIのAndroid 16アップデート後に報告されている主な不具合をわかりやすく整理し、考えられる原因やユーザーが今できる対策について解説します。
アップデートを検討している方や、すでに不具合に悩まされている方は、ぜひ参考にしてください。

画像引用:https://sumahodigest.com/?p=49552
【Xperia 1 VIでAndroid 16アップデート後の不具合が多発、発熱や電池消耗から動作不安定まで報告相次ぐ】
Android 16アップデート後のXperia 1 VIでは、以下のような症状が多く報告されています。
・本体が以前よりも熱くなりやすい
・バッテリーの減りが明らかに早くなった
・動作が重く、もたつきを感じる
・システムUIの不具合や突然の再起動
・充電機能やカメラ、特定アプリの不調
・USB接続時のデータ操作制限
・モバイル通信の不安定化
これらの不具合は一部の個体に限らず、複数のユーザーから共通して報告されている点が特徴です。
Xperia 1 VIで不具合多発、発熱や電池消耗など動作不安定まで…
発熱の早期化とバッテリー消耗の悪化
軽い操作でも発熱するとの声
最も多く見られるのが、発熱が早くなったという指摘です。
Android 16へ更新後、SNSの閲覧やWeb検索といった軽い操作でも本体が熱を持ちやすくなったと感じるユーザーが増えています。
待機中にも端末がほんのり暖かくなるという声もあり、バックグラウンド処理の増加が疑われています。
バッテリー残量の減りが早い
発熱とあわせて、バッテリー消耗の悪化も大きな不満点です。充電を80%で制限する「いたわり充電」を設定している場合でも、外出後すぐに残量が大きく減るケースが報告されています。
以前は1日持っていた使用スタイルでも、夕方には充電が必要になるなど、体感的な変化を訴える声が目立ちます。
動作の重さ・システムの不安定化
アプリ切り替えや操作時のもたつき
Android 16アップデート後、端末全体の動作が重くなったと感じるユーザーも少なくありません。
アプリの切り替え時やホーム画面への復帰時にワンテンポ遅れるような挙動が見られ、フラッグシップ機としてはストレスを感じる場面が増えたという声もあります。
再起動ループやUIエラーの報告
さらに深刻なケースでは、スクリーンショット撮影時にシステムUIが不安定になり、再起動を繰り返すといった症状も報告されています。販売店やキャリアに相談した結果、本体交換を提案されたという例もあり、個体差だけでは説明しきれない問題が浮き彫りになっています。
充電機能・カメラ・アプリへの影響
いたわり充電が正常に機能しない
Xperiaシリーズの特徴でもある「いたわり充電」が、Android 16アップデート後に正しく動作しなくなったという声もあります。
充電制限が解除されてしまう、想定よりも早く充電が終了するといった挙動が見られ、バッテリー寿命への影響を心配するユーザーも少なくありません。
カメラやアプリの起動不良
機能面では、カメラアプリが起動しない、特定のアプリがフリーズするといった不具合も報告されています。ゲームアプリやナビ・ツーリング系アプリなど、日常的に使うアプリが正常に動作しないケースもあり、Android 16との互換性問題が疑われています。
USB接続・ストレージ制限に関する不満
一部のユーザーからは、USBでPCに接続してもAndroid dataフォルダ内にデータを書き込めなくなったという報告が出ています。
これまで可能だった作業が制限され、業務利用やデータ管理に支障が出ているという声もあり、利便性の低下が問題視されています。
既報のモバイル通信不具合にも注意
Xperia 1 VIでは、Android 16アップデート後にモバイル通信が不安定になる問題も以前から報告されています。
SIMフリー版を中心に、通信が途切れる、APN設定が利用できなくなるといった症状が見られ、ネットワーク設定のリセットやAPN再設定を行っても改善しないケースがあるようです。
ユーザーが今できる対策と注意点
現時点で考えられる対策としては、以下のような方法があります。
・不要なアプリのバックグラウンド動作を制限する
・キャッシュのクリアや定期的な再起動を行う
・ネットワーク設定のリセットを試す
・重要なデータをバックアップしたうえで初期化を検討する
ただし、初期化は心理的ハードルが高く、根本的な解決にならないケースも報告されています。
まとめ 今後の修正アップデートに注目
Android 16では新機能やセキュリティ強化が行われる一方で、Xperia 1 VIでは実用面に影響を与える不具合が多数報告されているのが現状です。
今後、ソニーからの修正アップデートや公式アナウンスによって改善される可能性もあるため、当面は追加情報やアップデート内容を慎重に確認することが重要です。
Xperia 1 VIを使用中の方は、無理な設定変更や不用意なアップデートを避けつつ、状況に応じた対処を心がけましょう。





